マウイ島の東に、ハナという町があります。
観光客が集まる西とは違い、忘れ去られたようなエリアです。
地元の子どもたちは、港の埠頭から海へ飛び来んで遊んでいます。
シンプルだけど、刺激的な遊びですね。
観光で訪れた人が一緒になって飛び込むにはなかなか勇気が入ります。
なので黙って眺めているだけ。
そのうち飽きてきます。
が、歴史を勉強していると、この風景もなんだかジーンとくるものがあります。
ハナはかつて、さとうきびプランテーションで収益をあげていたエリアでした。
子どもたちが飛び込んでいる埠頭は、
サトウキビ列車が運搬船にサトウキビを積み込む場所でした。
埠頭の造りは荒く、線路が食い込んでいます。
飛び込んでいる子どもたちは、英語で会話をしていますが、
顔はどこか日本人に似ています。
日系の血をひいているのがわかります。
ハナハイウェイ沿いには、ハセガワという名のゼネラルストアもあります。
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