モロカイ島の中心地、カウナカカイにある埠頭?です。
ヨットがいっぱい停泊してて、賑やかなんやろうなと思っていたんですけど、
行ってみたらすんごく小さい埠頭で超びっくり。
停まっているヨットの数も少なくて、すぐに数えてしまえます。
そんな少ないヨットのために、どうしてこんな埠頭を造る必要があったのか。
Google MAP でモロカイ島を写真で見下ろしてみれば理由はすぐにわかります。
島の南側は浅瀬ばかりで、船が近づける場所がほとんどないのです。
逆に、島の北側は波が打ち寄せる崖っぷち続きでまったく違う顔をしています。
遠い昔、島に住むハワイアンたちは、この浅瀬にフィッシュポンドを造り、
食べる分だけ、サカナを限定的に捕獲しました。
昔のハワイアンたちは、ヘイアウに生け贄を捧げていた、
と言って怖がる人がいますが、
いやいや、彼らはむやみに殺生をすることはありませんでした。
※フィッシュポンド
浅瀬に石を詰んで池のような状態にしたもの。
数カ所を周囲より少しだけ低くして、
満潮時はサカナが出入りできるようにします。
なので閉じ込めておくようなものとはちょっと違います。
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