わたくしは福井県の若狭地方で生まれ育ちました。
遠い昔から、京都にサカナをおさめていた土地らしく、
寿司が美味いエリアです。
サバが有名ですが、甘エビも美味しかった。
でも、なんだかエビは虫っぽくて好きにはなれませんでした。
19歳の時、バンドマンを夢見て東京へ出ました。
新宿中村屋のセントラルキッチンでアルバイトをしていた頃、
あ、セントラルキッチンというのは、
各レストランの厨房へ持って行く食材を作るキッチンで、
タマネギの皮を向いたりホワイトソースを作ったりという、
仕込みに関する調理ばっかりをしている部署です。
で、そこでアルバイトをしている時に、
エビの背わたを1日100匹近くから取るという作業をしていました。
帰りの電車でつり革を握った自分の手からエビの臭いがしてきて、
いやあ、もうあれは悲しかった。
爪に挟まったエビの足を見た時に、決定的にエビ嫌いになりました。
あれ? 何の話を書くつもりやったっけな。
まあ、ええか。
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