この本を見つけて、思わず買ってしまいました。
鮎川誠が2015年に亡くなった奥さんについて語ってるという本です。
わたくし、高校生のころにドラムを叩き始め、「めんたいロック」と言われる博多のロックバンドにハマっておりました。正確には北九州とかも含め、九州のロックバンドです。
・サンハウス
・モッズ
・ロッカーズ
・ルースターズ
・ARB
そして、シーナ&ザ・ロケッツ(以下シナロケ)
わたくしのバンドのボーカルは男なので、シナロケはあまりやりませんでしたが、名曲「レモンティー」だけはずーっとカバーさせていただきました。サンハウスがブリティッシュ系の曲をカバーしているというかパクっているというか、それを知って、イギリスのロックバンドを聞くようになりました。
そんなことよりこの本です。鮎川誠が語ってるそのまんまを文章にしています。鮎川誠はバリバリ博多弁なので、普通に読んでいたら理解できません。語ってるそのままなので、博多弁だけでなく、いろんな名前が出てきますが、知らなかったり、名前を知ってるだけの人が半分近く。シナロケに興味がない人にはつらい本かも知れません。
わたくしの世代は、ロックバンドをやってる人は、ちょっと世間からはみ出した人間というイメージでした。で、勝手にシナロケもそんな感じかな、と思ってました。果たして、全然違いました。地域からも家族からも愛されていたバンドマン。青春時代にこういうことを知っていたら、理解していたら、わたくしはもっと違う人生を歩んでいたかもしれないな。
わたくしがシナロケで一番好きなアルバムは1981年のこれです▼
「Pin-up baby blues(ピンナップ・ベイビー・ブルース)」
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