美味しいパイナップルは、芯の部分も美味しく食べれたりします。
ハワイでその「食べられる芯」を食べて、びっくりしたのを覚えています。
っていうか、パイナップルは馴染みのある食べ物ではありませんでした。
高校を出て大阪で暮らすようになり、
わたくしはなんばの飲み屋でバイトを初めました。
その時、一番高いメニューが、パイナップルを盛りつけたものでした。
パイナップルを縦に4つに切り分け、
そのパイナップルの実を上の写真のように細かく切り分け、
交互に押し出します。
あ、この写真はハワイで撮ったものなので、新鮮なものです。
なので、芯の部分もカットして食べられるようにしていますが、
わたくしが大学一年生で盛りつけていたパイナップルは、
とっても硬い芯を持っていました。食べられるものではありません。
で、芯を残し、実をくりぬく感じでカットして盛りつけておりました。
イチゴとさくらんぼと、何か忘れましたが、花がついていました。
飲み屋のおねーちゃんを同伴したおっちゃんが、
酔っぱらった勢いでオーダーするためか、
いつも食べ残しが乗っかったまま帰ってきます。
バイトなわたしたちは、料理を洗い場まで下げてくると、
その食べ残しパイナップルを一切れいただいておりました。
正直言って、あんまり美味しかった記憶はありません。
が、働いてる途中の一口は、胸が満たされるのでありました。
そういう記憶が脳に焼き付けられているせいか、
あんまりパイナップルを食べたいとも思いません。
これは新鮮なパイナップルやから美味しい!
と言われても、なんだか気乗りしないまま、ぱくりと一口。
おお、美味いやん!
そこから数日はパイナップルが好きなんですが、
しばらくすると、また同じ思い出に包まれています。
まあ、しょうがない。。。。
0コメント