雲をかぶったコオラウ山脈。

オアフ島には2つの山脈があります。

ワイキキから見えているのがコオラウ山脈（Koʻolau Range）

西にあるのがワイアナエ山脈（Wai'anae Range）です。

ハワイアンの言い伝えでは、

コオラウが男でワイアナエが女らしいのですが、そんな話ではなく......

コオラウ山脈はとっても刺激的なカタチをしています。

ワイキキから見えるコオラウ山脈はとっても穏やかですが、

カイルアやカネオへから見ると切り立った崖のような姿をしています。

風上にあるので、雨風に削られてこんな姿になったそうです。

太平洋を渡ってきた雲は、コオラウ山脈にぶつかって雨を降らせます。

この島はまだ若く、水を含む大地を持っていないので、

雨は滝になって山脈をすべって落ちて行きます。

というわけで、この日、ワイキキは晴れていました。

カイルア方面も青空が見えていました。

コオラウ山脈だけが雲をかぶっていて、そして滝を作っていました。