先日、結婚式を取材してきました。
キャルバリー・バイ・ザ・シーというプロテスタントで唯一、
海の真ん前にある教会でした。
http://www.hawaiiscoop.com/?p=19084
その話をすると、
え? コオリナ・チャペルも海の真ん前にあるけど?
と言われたりします。
いやいや、チャペルとチャーチは違うものなんです。
厳密に書き始めるとキリがないので簡単に書きます。
現在のハワイでは、
信者がいて、定期的に礼拝が行われるのがチャーチ。
カタチだけなのがチャペル、となっています。
チャーチでいうと、海の前にあるのは確かにキャルバリーだけです。
おまけでもう少し。
チャーチ(教会)は大きくわけて2種類あります。
カソリックとプロテスタントです。
日本人が結婚式をあげている教会は、ほとんどプロテスタントです。
これまた簡単に書くと、
カソリック =神父さん=信者さんしか式をあげることができない
プロテスタント=牧師さん=信者さんじゃなくても式をあげることができる
実はこの2つは、フランス対イギリスの縮図でもあります。
ハワイ王国がキリスト教になったのは1820年のことと言われています。
が、これはプロテスタントでした。
そして、カソリックは排除されました。
1839年、これに怒ったフランスのフリゲート艦がやってきて、
ハワイ王国を脅します。
カソリック信仰の自由を許可しないと戦争だぞ!
あんまり書いても重くなるのでこのあたりでやめておきます。
そんなわけで、現在のハワイには、
カソリックとプロテスタントの教会が両方あります。
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