葛飾柴又寅さん記念館へ行ってきました。
松竹映画「男はつらいよ」の記念館みたいなところです。
初めて寅さんを見たのは小学校くらいの時やったと思います。
父親がテレビを見ながら笑っていて、
何が面白いのかと不思議に思いながら覗き込んだら、
寅さんがタクシーに乗って蒸気機関車を追いかけていました。
今思えば多分、第26作(1980年)男はつらいよ/寅次郎かもめ歌
だったのではないかと思います。
18歳で大阪へ出て、今は無き、梅田ピカデリー4で
第37作(1986年)男はつらいよ/幸福の青い鳥、を見ました。
男はつらいよに、はまっていたわけでもないのに、
どうして映画を見にいったのか、理由は覚えていません。
が、梅田ピカデリー4で見てから大好きになってしまい、
それから1995年の最終第48作まで、毎回映画館で見ました。
どこの映画館で見ても、観客に一体感があるというかなんというか、
映画なのにライブを見に行ってるみたいな妙な感覚があったのです。
第48作は、最初と最後に神戸が出てきます。
わたくしは、とある会社の神戸支社へ異動になったとたんに阪神大震災に遭っています。
そして、復興に関わりながら働き、神戸新開地でこの第48作を見て涙を流しました。
渥美清が亡くなったのを知っていたから泣いたと記憶していたのですが、
彼が亡くなったのは1996年の夏。
ということは、やっぱり単純に映画を見て泣いていたようです。
ハワイで生活するようになり、わたくしが編集長を務めるWEBサイトのファンの方に、
全48作のDVDをプレゼントしていただきました。
そのおかげで、全48作をすべて観ることができました。
うーん、何を書こうと思ってたか忘れちった。
おしまい。
0コメント