若狭の田舎で育ちました。
21:00をすぎると町は暗闇に包まれ、
時々通り過ぎるクルマのライトが静かに夜景を揺らしました。
本当に田舎町でした。
ただ、親父が関東生まれだったこともあり、
年に数回、新幹線に乗って栃木へ向かうことがありました。
そのおかげで、都会の風景は知っていました。
田舎町の海辺で、都会の夜景を思い浮かべていたことを覚えています。
どうして夜景が好きになったのかは、わかりません。
都会へ出てから、夜になると高いビルへ登っていたように思います。
アホは高いところが好きといいますから、
まあ、そんな感じやったんでしょうね。
ハワイへ上陸してから、あることに気がつきました。
オアフ島よりも、カウアイ島やハワイ島のほうが好きなのです。
田舎のほうが好きみたいです。
やっぱり田舎者やからかな?
が、夜景はカウアイ島やハワイ島よりもオアフ島なのであります。
光が多いということは、それだけ人口が多いということで、
田舎ではなく都会だということ。
ううむ、矛盾しているぞ。
これもやっぱり、田舎者ってことなのか?と頭をひねりながら、
夜景を楽しむおっさんなのでありました。
0コメント